当院では、患者様の転倒予防と、運動の補助及び疲労回復・血行促進を目的として「G-Flex」を設置しております。
G-Flexってなに?
力学的な振動負荷が緊張性伸張反射を促し、筋収縮を繰り返す機械です。
振動板が左右交互に動き振動の刺激が筋肉に伝わります。骨格筋が急速に伸張する事により、反射的に収縮します。つまり乗っている間は刺激により筋肉が弛緩しない状態が持続する為、常に筋肉の緊張状態を継続し鍛えることが出来ます。
(17Hz以下では、むくみ解消・血行促進・疲労回復を目的としてお使いになれます。)
目的
筋肉を柔らかくするとともに筋肉と神経の協調性を改善し、バランス・足腰の力・歩行能力を向上させます。

原理
振動板が左右交互に動くので、足腰の運動は歩行運動に類似します。例えば周波数20Hzで3分間運動した場合の筋収縮は3600歩分に相当します。
12~27Hzまでの調節が可能で、トレーニング推奨値である18Hz以上の運動を3分間(180秒間)行うと以下の通りになります。

17Hz以下の周波数では主に血行促進・疲労回復・むくみ改善を目的とします。
リラクゼーションを目的とする場合は、椅子に腰掛けて足だけを振動板に乗せ使用します。
特長
〇 振動負荷(振幅)が調節可能です。
(振動板に立つ位置を変えることによって振動負荷を調節出来ます。)
〇 振動板の上に立つことによって足腰を鍛える新しいトレーニング方法です。
〇 転倒予防とトレーニングやスポーツ、高齢者からトップアスリートまで幅広くご利用出来ます。

○振動板の上で様々な運動や姿勢を組み合わせるとより効果的です。
(ストレッチ運動・爪先立ち・膝の屈伸・スクワット等)
○受動的な運動で比較的努力を要しません。
○短時間で効果的なトレーニングが行えます。
○トレーニング後の爽快感がトレーニング持続のモチベーションを高めます。
禁忌
○ 妊娠の疑い・新鮮骨折・悪性腫瘍・てんかん・うつ病・尿路結石症・胆石症
急性血栓症・急性感染症・インプラント・急性炎症・術後
○ 膝を完全に伸ばしきっての使用。
○ 気分が優れないときの使用。 など
当院の経過
当院では2006年6月からG-Flexを設置していますが、中学生から90歳を過ぎる方まで毎日多くの患者様がご利用され、皆様から喜びの声を聞かせて頂いております。
設置当初は、「G-Flexに乗ったから今日は歩かなくていい」と間違った考えをされている方がいらっしゃいましたが、あくまで運動の補助としての設置であり、歩かなくてよいわけではありません。確かに足腰の強化にはなりますが、人間は手を振り体幹を捻り、身体全体の筋肉を使い歩かなくてはなりません。部屋の中で運動は出来ますが、気分転換や外の空気をたくさん吸いリラックスする事もとても大切です。最近ではその事をしっかり理解され、運動の補助としてご利用される方が多くなりました。とても嬉しい事です。私たちはこれからも患者様の理解と信頼を深めながら薦めて行きたいと思います。






