箱灸
箱灸とは、底のない箱の中に網が張ってあり、その上でもぐさを焚くというものです。
底(皮フ面)から数センチ上で浮いた状態で焚くので、ヤケドの心配がなく、やわらかく、
心地よい熱がじんわりと身体に効いていきます。主に背中や腰、お腹など施します。
冷えや腰痛はもちろん、胃腸系・泌尿器系・婦人科系の症状にも効果あります。
鍼をした上にかぶせて使用すると更に効果的です。

臍(へそ)の塩灸
子供の頃、「へそのゴマを取るとお腹をこわす」と言われた事ありませんか?
これはただの迷信ではなく、医学的な根拠があります。
お腹の中にいる赤ん坊は、母親の栄養豊富な血液を、胎盤を介しておへそから身体の中に
取り込み、成長していきます。産まれるとすぐに「へその緒」が切り取られ、お腹の中と外の交流はなくなり、なごりとしておへそが残ります。解剖学的に言えば、おへそだけが筋肉や骨に覆われておらず、すぐに腹膜、更には内臓に到達します。だからおへそのゴマ(実際にはただのアカ)を取るのにグリグリ刺激しすぎると腹膜炎をおこしてしまうのです。
臍の塩灸はこのおへそにミネラル成分豊富な上質の天然塩を盛り、更にその上でもぐさを焚くというものです。塩自体の身体を温める作用に加え、更にお灸を据える事で温熱効果が高まり、深部まで熱が浸透します。また、お腹を温める事により心臓から脚に向かって流れていく血液にも熱が加わるので内臓の活性化はもちろん、脚の冷えにも効果的です。
他に胃腸虚弱・食欲不振、生理痛などの婦人科疾患にも効果があります。






